ダサい提案書を卒業するポイントを7つ大紹介!
社会人になってはじめてあたる壁といえば「提案書作成」なのではないでしょうか。数年経験している方でも未だに正解がわからない方も少なくないと思います。そこで今回は提案書を作成するにあたって、わかりやすい提案書を作るためのポイントをご紹介いたします。
目次
ダサい提案書になる3つのポイント
まずは提案書作成時に陥ってしまう「ダサい提案書になるポイント」を3つ紹介いたします。
1枚に情報を詰め込み過ぎている
1枚にすべての情報を詰め込むと、何を伝えたいのかが伝わりにくくなりってしまいます。また情報を詰め込むと必然的に文字数が増えてしまいます。文字数が増えれば、文字サイズが小さくなり、より読みづらく理解できない提案書になってしまうのです。
1スライドには1つの情報を載せるようにしましょう。
色を使い過ぎている
提案書を作成しているとついつい文字に色を付けたり、囲みに色を付けたりしてしまいます。しかしたくさん色を使うと資料全体のまとまりがなくなってしまいます。
また赤色は熱く感じ、青色は涼しく感じるように、色はたくさんの情報を読み手に与えます。その情報が複数になれば、それだけ読み手は混乱してしまいます。
提案書を作るときは、多くて3色までにしましょう。
またグラデーションカラー等を使うと良いでしょう。
レイアウトが散らかっている
散らかった机の上と同じで、資料の文字や画像が散らかっていると読む気も起きず伝えたい情報がどこに書いてあるのかも伝わらなくなってしまいます。
また余白のない資料は窮屈に感じるため、読みにくく感じます。
適度な余白を取ることで読みやすく伝わりやすくなります。
わかりやすい提案書の4つのポイント
先程のポイントを踏まえれば「ダサい提案書」は抜け出せるでしょう。ではより「わかりやすい提案書」にするにはどうすればいいでしょうか。
フォントはゴシック体
ゴシック体とは、文字の太さが均一で飾りのない書体です。
そのためシンプルであり、視認性に優れています。
「1スライドに1つの情報」とお伝えしたように、資料を見ただけで情報が入ってくるよう視認性の高いゴシック体が提案書には向いているのです。
Windowsをお使いであれば「游ゴシック」や「MS Pゴシック」、
MACをお使いの場合は、「ヒラギノ角ゴシック」がおすすめです。
本文に強弱をつけて読みやすく
視認性を高めるためにテキストにも強弱をつけてみましょう。
本文の重要度によって太字や文字に色を付ける等の強弱をつけることで、直感的にスライドの重要な情報を伝えることができます。
原色は使わない
赤・黄色・青といった原色は、目に飛び込んできやすい色なため、資料にメリハリがつくという理由でよく使われています。
しかし原色を使い過ぎると、どの部分に注目させたいのかわからず逆にメリハリがなくなり、目が疲れてしまいます。
使う場合は彩度を調節し少し薄めの色にするとよいでしょう。
イラスト・写真で印象付け
たくさんの情報を短い時間で相手に伝える必要のある提案書。たくさんの情報を一度に伝えるのは聞き手にも瞬時に理解してもらう必要があります。
そこでイラストや写真によって、言葉の意味や内容を頭の中に入りやすくしてくれます。
同じ作者・サイトの画像を用いることで統一感のある提案書を作成することができます。
効率よくおしゃれな提案書を作る参考サイト
Canva(キャンバ)
Canvaとは、無料で使えるオンライングラフィックデザインツールです。提案書からリーフレットまで幅広いデザインを使うことができます。PowerPointでも書き出しができるため、気に入ったデザインを基に資料作成を行うことができます。
イラストAC・写真AC
イラストAC・写真ACとは、イラスト・写真のフリーダウンロードサイトです。多種多様なイラスト・写真がありPNG・JPEG・AI書式でダウンロードができます。
他連携サービスとしてシルエットAC等のサイトもあるため、あらゆる素材を1つのサイトで集めることができます.
Pigment
Pigmentとは、Pigment(顔料)とLightning(光)の2つの量を調整して自分好みの配色を見つけられるサービスです。すでにできている2色の組み合わせから選べるため直感的に選ぶことができ、また2つの量を調節できるので自分の好きな色に調節することができます。
まとめ
今回は「ダサい提案書」を卒業するための3つのポイントと、「わかりやすい提案書」にするための4つのポイントを紹介いたしました。
参考サイトを基に計7つのポイントを踏まえて提案書を作成してみましょう!
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